皆さん、FXのチャート分析で平均足は使っていますか?
今回は平均足のみを使ったトレードの過去検証結果を紹介します。
検証の条件
以下が検証の条件になります。
通貨 | 米ドル/円 |
時間足 | 4時間足、1時間足、日足 |
期間 | 2005年2月~2021年4月 |
ヒストリカルデータ業者 | FXDD |
初期残高 | 10,000USD |
インジケーター | 平均足のみ |
ロット(取引数量) | 0.1Lot (10,000通貨) |
手法
平均足インジケーターをMT4で使ってみましょう。
どの取引会社のMT4でも基本的には平均足インジケーターは入っているとは思いますが、入ってなかったらダウンロードして使いましょう。
MT4のチャートに平均足インジケーターを使うと上のようになります。
トレード手法は単純です。
- 買い注文
足の色が青から赤に変わった時 - 売り決済注文
足の色が赤から青に変わった時 - 売り注文
足の色が赤から青に変わった時 - 買い決済注文
足の色が青から赤に変わった時
売り決済注文と同時に売り注文(ドテン売り)、買い決済注文と同時に買い注文(ドテン買い)を行うので、常にポジションを持っていることになります。
トレンドが続く限り、足の色は変わらないので、順張りで損小利大の取引をすることが出来ます!
検証結果
4時間足
なんと、きれいな右肩上がりになりました!
結果の詳細レポートをしたの表に示します。
検証バー数 | 25557本 |
純益 | 7183.17USD |
プロフィットファクタ | 1.08 |
総取引数 | 6061回 |
勝率 | 35.64% |
負率 | 64.36% |
平均利益 | 43.88USD |
平均損失 | 22.45USD |
勝率自体は低いですが、1回の取引の平均利益が平均損失の2倍弱あるので、トータルでプラスになりました!
取引数に関しても、6061回も取引した結果なので、再現性は期待できるのではないでしょうか。
時間足を短くして取引回数を増やせば、もっと利益が上がると思い、1時間足と比較用に日足でも検証しました。
1時間足
残念!
きれいな右肩下がりのグラフになってしまい、2005年から始まり、2011年ごろには破産してしまいました笑。
日足
ん~、微妙。
トータルではプラスになってるけど、途中8000USDまで下がっているし、形も全然きれいじゃないです。
結論、4時間足と平均足の相性がいいということが分かりました。
さらに改良を加えればもっと利益を上げられるかもしれません。
スマホアプリGMOクリックFXで平均足を使う場合
スマホアプリではGMOだけでなくOANDAなどでも平均足のツールを使うことが出来ます。
GMOの平均足は期間を1~255で設定できるようになっています。
今回、検証で用いた平均足は一般的なもので、GMOでいう期間3の設定に相当します。
GMOで、この4時間足の平均足トレードをしたい場合は、期間を3に設定するようにしてください。
何かアイデアがあればコメントお願いします。検証したいと思います。
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