統計検定準1級に2週間で合格するためにしたこと

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はじめに

つい先日、統計検定の準1級に無事合格することが出来ました。

勉強期間は2週間で厳しかったですが、なんとか合格ことが出来ました。

合格するまでにやったことをまとめたいと思います。

以下、日記のように長くなってしまいましたが、どのように考えて、どのように行動して、どの順番で勉強して、その結果どう勉強すれば効率が良かったのかについての考えも正確に書いたつもりです。

ぜひ参考にしてください。

勉強開始前の実力

私は大学では統計学を専門にしていたわけではなく、教養科目で統計学の講義を受けたこともありませんでした。

数学力は大学初年度の行列と高校数学の確率、微分積分、数列の知識がある状態でした。

統計に関しては、二項分布と正規分布の名前と形と確率分布関数の式をなんとなく知っているぐらいでした。

最初の1週間は2級の勉強

統計検定を受けようと思って、最初は2級に合格することが目標でした。

統計学の経験がないので2級で十分だろうと思い2級の勉強を始めることにしました。

勉強に使ったのは下の2冊のみです。

買ってすぐにパラパラと家で読んだ感じ、なぜか「これなら2週間でいける!」と思い、すぐにオデッセイテスティングセンターで申し込みをしました。

どのように勉強したかはあまり覚えてませんが、まず初めに過去問を解いてみて問題の感じをつかんでからテキストを最初から最後まで読んだと思います。

もちろん途中の例題のようなものを解きながら進めていった気がします。

ただし途中の難しくてよくわからないところは流し読み程度でした。

過去問1回とテキスト読破をするのに2日使って15時間程度で終わったような気がします。

この時点でまだ解いていない過去問にチャレンジしました。

結果は75点ぐらいだったと思います。

すでに合格点を超えてしまったため、すぐにテスティングセンターで申し込んでいる2級のテストの日程を変更し1週間早めました。

たまたま席が空いていたので良かったです。

2級のテスト本番までの5日ほどはダラダラとまだ解いていない過去問を解いていました。

その後テスト本番では86点で難なく合格出来ました。

2級のCBTは過去問の筆記タイプの試験より時間がギリギリになり、少し難しく感じました。

とはいえ、2級は難なく終わってしまったので、次の準1級に挑戦することにしました。

2週間で準1級へ合格するための勉強

準1級を受けると決めてすぐにしたのテキストを買いました。

パラパラと読んだ感じ2週間ではきついと思いながらも、自分にストレスを与えるためにすぐに2週間後のテスティングセンターに入金までして予約を入れました。

2級のときと同じように最新の過去問から解こうと思い下のサイトから2021年版を解いてみました。

統計検定:Japan Statistical Society Certificate
「統計検定」とは、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験です。問い合わせ:統計検定センター

記述と論述の部分は飛ばしてマークの部分だけ解きましたが、ほとんど分かりませんでした。

勘が少しは当たってくれたりして、正答率は20%ぐらいだったと思います。

やばいと思いそれからは必至で勉強しました。

やったことは次のことです。

  1. テキストを読みつつ、気になるところは自分で導出して例題と問題を一応一周すべて解く
  2. 過去問2015年から2021年までの1周

過去問は公式サイトから取得しました(過去の分を取得する方法は名言はしないので上手く検索してみてください)。

解説がないので以下のサイトが役立ちます。

DataArts
統計検定 1級・準1級対策講座,過去問の解答(解答例)・解説を掲載.

ちなみに私の勉強した順番は次のような感じですが、おすすめはしません。

  1. 過去問2021年分を解く
  2. テキストのマルコフ連鎖以前の例題と問題をすべて解く(ここまでは2級の知識で太刀打ち出来る)
  3. マルコフ連鎖以後を問題飛ばして読むだけ(難しすぎてほぼ流し読みしました)
  4. まだ解いていない過去問を解く(解説すぐ見ずにテキストで調べて穴を埋める)
  5. テキストのマルコフ連鎖以後の例題と問題をすべて解く

先ほど解説のある役立つサイトを紹介しましたが、解説は2018年以降の分がまだ更新されていません。

そこで解説を見たいがために下の問題集を買いました。

いろいろ回り道をした挙句、テスト本番では70点を取れて合格することが出来ました。

感想としてはCBTになってかなり難易度は下がったんじゃないかと思いました。

筆記用の過去問とは結構違うので、来月2021年11月に出る下の問題集は買ってもいいかもしれません。

この後は合格した後で思う、「こう勉強すればよかったなあ」という方法を紹介します。

合格して思う、こう勉強すればよかった方法

こうすればよかったと思う勉強の順番は下のような感じです。

  1. テキストを最初から読んでいき、気になる式の導出をしつつ、例題、問題をすべて解く。その際間違った問題のみチェックを付けておく。
  2. 間違った問題のみ2周目、3周目と間違いを消していく
  3. 過去問2021年2019年ぐらいを解く(記述とマークの問題のみ)

まず、解説を読んでもいまいちよくわからない問題は気にしなくていいです。

本番でも捨て問になるでしょう。

そしてテキストの問題はほとんど過去問をもとに作られているのでテキストをやり込めば過去問はそんなに解かなくて大丈夫です。

ただ過去問の間違い直しをする場合はテキストで調べて自分で解説を作るほどのことをすることはおすすめします。

まとめ

日記のようになってしまいましたが、どのように考えて、どのように行動して、どの順番で勉強して、よりよい勉強法についての考えも正確に書いたつもりです。

ぜひ参考にしてください。

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